シドニー・ルメットが亡くなりました。
ニュースの見出しにもあるように「12人の怒れる男」は有名ですし、そのほかにも話題の映画があります。
「狼たちの午後」「セルピコ」「プリンス・オブ・シティ」「評決」「刑事エデン 追跡者」などは全部みました。
「狼たちの午後」のラストシーンや、「プリンス・オブ・シティ」はみた当時、結構重かったです。
「評決」は何度かみましたが、その都度、少し新しい発見もあります。
個人的には、日本公開が10年以上遅れた「未知への飛行 fale safe」が初めて劇場でみたルメットの映画なので、印象深いです。
ヘンリー・フォンダ主演のモノクロ映画で、中学校の国語の先生が試写会でみたと自慢していたので、当時映画雑誌を毎月買っては、名画座を含めてよく見に行っていた私は、対抗してみにいった映画です。
映像に派手なシーンは皆無、カットも同じようなシーンが多いのですが、みている側の緊張感だけがなぜか高まっていき、最後の電話のシーンでの何とも言えない無力感、映画を見終わった後の、あのスッキリしない感覚は、今でも印象に強く残っています。

